しぶや(시부야 숙대점)

学生街にある日本料理の店だ。日本人が経営し、味の管理も日本人の手による。

c0019613_16444625.jpg地下鉄4号線の갈월동 숙대입구駅で下車し、10番出口から숙명여자대학교の正門へ向かって緩い上り坂を歩いて行くと、通り沿いの右手にある。

しかし、私たちは駅からは行かず、이촌2동입구で2016番のバスに乗り、효창공원삼거리で下車して行った。

2011年11月8日。ちょうど紅葉の時期で、道路は銀杏の落ち葉で黄色く染まっていた。ここ一週間ほど気候は温暖で、この時期の寒さが感じられない。なんといい日だろう。

今日は、私たち夫婦と友人2人とで、この店を訪問した。そして、カツカレーライスとカレープデチゲを食べた。

なんと不覚なことか。カレープデチゲの写真を撮るのを忘れてしまった。しかたない。味だけ説明しよう。

プデチゲのコクある味と、カレーの香り高い味とが調和して、グングン食欲をそそる。麺は、普通のプデチゲに見られるインスタントラーメンではなく、うどんが入っている。このうどんは歯ごたえがよく、プデチゲなのに、高級感を添える。新しく開発したメニューだそうだ。

幸いなことに、カツカレーライスを撮るのは忘れなかった。
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社長の渡辺さんと話をする機会を得た。渡辺さんの話によると、カレールーは日本から取り寄せていて、そこに十数種類の香辛料や野菜を入れて作るのだそうだ。スープはとりがらのだしで取る。このカレー作りの作業だけでまる一日かかるという。

特に、たまねぎが大変らしい。いっぺんに50キログラム、100キログラムと大量に仕入れ、下ごしらえをし、飴色になるまで炒める。下ごしらえするとき、たまねぎの刺激が強烈で、ゴーグルをしても涙が出るそうだ。しかし、これを一回やると、風邪を引かないという。たまねぎの薬効はすごいものだ。

カレーを作るとき、最初に食べた瞬間は甘く感じ、そのあとから辛味が感じられるように作らないと、美味しいと感じられないそうだ。いくら辛い味が好きな人でも、最初から辛味が先走ると、ただきついだけの味になってしまうのだという。

そのためだろうか。この店のカレーは本当に美味しかった。ちなみに、私は辛口も甘口もOKだ。

韓国にはCoCo一番街も入っていて、종로(鍾路)など数か所に店を出している。渡辺さんの話では、あそこはプロの味だけれど、自分たちは家庭の味に仕上げたという。

CoCo一番街のカレーはたしかに美味しかった。けれども、私の考えでは、しぶやの方がカレーの味は優れている。数種類の野菜から出たさわやかで深いコクが感動的だ。それに、しぶやのカレーは、ご飯と接している部分もサラリとした食感をたもっていて気持ちいい。いいお米を使っているのかもしれない。値段も6,500ウォンと廉価だ。
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カツは、カレーの上ではなく、ライスの上に載っていた。量もたっぷりで、ヒレ肉も柔らかく、カラリと揚がっていて、後味もさっぱりしている。

店を出てから妻が、あの味を学生街の簡素なインテリアの店で食べさせるのはもったいないと言った。そうかもしれない。

しぶや(시부야 숙대점)の電話番号は、02-792-3739。住所は서울시 용산구 청파동2가 60-19。ビルの2階にある。
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by ijustat | 2011-11-08 17:17 | Restaurants


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