대양서점 2매장

2年くらい前に、1度来たことがあったのだけれど、そのときは他の人と一緒で、ざっと見渡しただけで店を出てしまった。だから、今回(2009年10月19日)初めて訪れたといってもあながち嘘ではない。

c0019613_23314217.jpg대양서점は、韓国の古本屋の中では、特に有名な部類に入るだろう。ここは第2売場となっていて、홍제동の大通りから1ブロック下がった住宅地にある。第1売場に当たる店は、その大通り沿いにあり、父親が長年経営している。

ここは、古本屋の主人にしては、30代くらいの若い男性が店を守っているという点が、とても珍しい。韓国では古本屋の主人というと、どこもたいてい50代以上の年配者で、その多くは還暦を過ぎているからだ。

韓国の古本マニアにとっては欠かせない店の一つで、古本屋に関する本や記事などで、ここが言及されている割合は非常に高い。『한국의 책쟁이들』の著者は、この대양서점 2매점に張り込んで、筋金入りの書狂たちを待ち伏せた。

そのような店ではあるけれど、店内は至って平凡だ。しかも、建物の狭い入り口から階段で地下1階に降りていくと店の入り口がある。

ただ、뿌리서점のように本が溢れかえってはいない。書架の前に積んである本は、ごくわずかしかなく、店内の本はどれもすぐに手に取って見ることができる。뿌리서점の話をしたら、少し眉をひそめ、あのようにしてしまったら、本があっても見られないのだから空間の無駄だと断言した。そして、「뿌리서점은 저하고 안 맞아요」と言っていた。たしかにそうだろう。でなければ、本が溢れないように量をコントロールし続けるのは無理に違いない。

本の分類について聞くと、大分類はするけれど、細かい分類まではしないという。1人で店を守っているから手が回らないということもあるだろうけれど、日本人のように整然とした分類は、韓国人には合わないのだ。とはいえ、客が本を見たあと、とんちんかんな場所に戻してしまうと、本当に困ると言っていた。あとでその本が見つからなくて、探し回ってしまうのだそうだ。いっそ書架の前に置いておいてもらえれば、あとで自分が整理するのにと言っていた。

本が比較的きれいなので、いつも拭いているんですかと聞くと、本を入手して棚に入れるときに1度拭くけれど、そのあとは拭かないと言っていた。方法論に対する明快な意識を持っているのが気持ちいい。

どんな本を買い取ってくれるのか、尋ねた。それに対しては、あまり気持ちのいい返事をしなかった。ただ、他の古本屋と違うのは、買い取らない本も受け取ってくれるという点だった。箸にも棒にもかからないような本は、受け取ったあと、店の前に出しておくのだという。そうすると、古紙回収屋が持って行ってくれるからと言っていた。

日本の本は買い取ってもらえますかと聞くと、日本の本は駄目だと言われた。最近は日本語が読める世代の人が少なくなってきて、なかなか売れないのだという。뿌리서점でも、似たような傾向について言っていたけれど、あそこは日本の本もたくさん置いている。용산という外国人の多い地域柄なのだろう。홍제동は、それに比べれば、外国人の少ない地域に違いない。

今回は、『콘사이스 국어사전』(금성출판사、1988)を買った。これは、2001年に印刷されたもの。小さい韓国語辞典がほしかったのだけれど、新品を買うのはもったいなく感じていたので、古本屋へ行くたびに、探していたのだった。カバーが少し汚れていたけれど、ウェットティッシュなどで拭き取ると、新品同様になった。

대양서점 2매장の所在地は、서울시 서대문구 홍제동 330-116 지하1층。電話番号は、02-394-4853。

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2009年11月17日。近くで用事があったので、そのあと寄った。そのとき主人に、『한국의 책쟁이들』で대양서점はインターネットでも販売していると紹介してありましたけど、どこでやってるんですか、と尋ねると、あれはホームページではなく、コミュニティのようなところでやっているのだけれど、ソウル市内の人にはインターネットで販売することはせず、直接来店してもらうのだということだった。

それでも、時々ひどく面倒な客がいるらしい。たった2冊の本を注文するのに10回も쪽지(メモ)をやり取りさせられてうんざりしたことがあるという。本の状態についてだけでも何度も聞いてきたという。まあ、私も状態の悪い本は嫌だけれど、どうしてそこまで気にするのかというぐらい気にする客だったようだ。たぶん、私の推測では、その人はそれ以前にインターネットの古本サイトでだまされた経験があるのだろう。そのリベンジを、別の古本屋に対して行っているのだ。京の仇を江戸で討つとういわけだ。

この日は、『한글궁체연구』(박병천著、일지사、1983)を買った。当時の定価が20,000원で、私が買った値段は10,000원。初版だけれど、自慢するほどのことではない。たぶんこの本は初版しか出ていないだろう。何しろ、25年以上前の2万ウォンというのは、今で言ったらいくらになるか。それも、内容は至極専門的だ。

でも、この本は朝鮮時代のハングルの毛筆書体を写真入りで紹介しているので、内容は読まなくても、写真を眺めているだけでも十分勉強になる。ハングルは、できた当初は、太く角ばっていて繊細さとは程遠い書体で書かれていたけれど、その後実に流麗な文字で書かれるようになる。それは、眺めているだけでも楽しい。

『윤동주 자필시고 전집』について尋ねると、今まで全然音沙汰もないという。たぶん入ってきても、1日で出て行ってしまうだろうとも付け加えた。そういう本なら、なぜ再版しないのでしょうねえと言うと、10年前に4万ウォンで出ていた本なら、今だと7万か8万で売らなければ採算が取れないだろうが、そうすると、今度は買い手がつかないというジレンマがあって、再版できないのだという。

書棚にあといくつかめぼしい本があった。家にも学校にもないことが分かり、夜の授業が終わってから9時ごろ立ち寄ったけれど、もう店は閉まっていた。

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2009年11月19日。서대문にある다락원という出版社で用事があり、行ったあと、少し足を伸ばして대양서점へ行った。夕方のラッシュで道が込んでいて、30分近く掛かってしまった。

その日、허웅の『언어학』を買おうと思ったのだけれど、見ると書き込みがしてあって汚い。一生懸命勉強したという証ではあるけれど、そのあまりに投げやりな筆跡は、見ていて疲れてくる。それに、赤いペンで書くなんて、無神経だ。それで、その本は買わなかった。

代りに『漢語世界語詞典』(中華全国世界語協会《漢語世界語詞典》編写組編、中国世界語出版社、1985)を買った。8,000원。この本は、日本式に言えば「中エス辞典」だ。中国語からエスペラント語を引くようになっている。文例は全然ないけれど、かなり多くの語彙が扱われている。

主人に、何時から何時までやっているのか聞いてみた。11時頃から20時30分頃までやっているという。ただ、それらの時間は正確ではないので、来るときに電話でいるかどうか聞いてほしいと言われた。
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by ijustat | 2009-11-05 00:59 | Bookshops


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