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韓国オンライン古書店目録

古本サイトへのリンク集を作ってみた。この中には、オンライン専用(노마드북や서울북마트など多数)もあれば、オフラインの売り場も持っている店(고서점や통문관など多数)もある。また、売り場で扱う本に制限がある店(신고서점など)や、反対に、オンラインの方に制限がある店(책나라や달마헌책방など)もある。また、売り場はあるようなのだけれど、電話をかけたらストレートに「来るな」と言った店(たとえば、대방헌책)もあるし、今のところ売り場はあるけれど、いずれオンライン専用になってしまいそうな店(たとえば、헌책방 오거서)もある。

最近はどんどん古本サイトが出てきているので、思わぬ取りこぼしはたくさんあるに違いない。それでも、この程度あれば使い物にはなるだろう。

= ㄱ =
가자헌책방 : www.gajagajabook.co.kr
고고북 : www.gogobook.net ※統合検索
고구마 : www.goguma.co.kr
고래서점 : www.gorebook.co.kr
고서점 : www.oldbookshop.co.kr
교보문고 중고장터 : used.kyobobook.co.kr ※大手

= ㄴ =
남문서점 : www.ibuybook.co.kr
노마드북 : www.nomadbook.co.kr

= ㄷ =
달마헌책방 : dharmabooks.co.kr
대방헌책 : www.oldbook8949.co.kr
동국서적 : www.yescall.com/donggukbook ※活動しているのだろうか…

= ㄹ =
롯데헌책방 : www.eoldbook.com

= ㅁ =
모아북 : www.moabook.co.kr
문화헌책서점 : www.bookst.co.kr

= ㅂ =
바이북 (서울북마트) : bybook.co.kr
북코아 : www.bookoa.com ※集合体
북아일랜드 : www.bookisland.co.kr
북헌터 : bookhunter.co.kr

= ㅅ =
소망헌책 : www.somangbook.co.kr ※キリスト教専門
신고서점 : www.singoro.com

= ㅇ =
아단문고 : www.adan.co.kr
아이앤지북 : www.ingbook.co.kr
알라딘 중고샵 : used.aladdin.co.kr ※大手
영록서점 : www.younglock.com
오복서점 : obookstore.co.kr

= ㅈ =
중앙서점 : rorobook.com
집현전 헌책방 : heebook.co.kr

= ㅊ =
책나라 : www.booknation.co.kr
책벌레 : book.cyfam.com
책사랑방 : booksarang.com
책의 향기 : www.bookperfume.co.kr
책창고 : www.bookagain.co.kr
청구헌책 : www.cgbook.co.kr

= ㅌ =
통문관 : www.tongmunkwan.co.kr ※高級店

= ㅎ =
하나북 : www.hanabook.co.kr ※統合検索
행운서점 : www.hwbook.com
헌책마트 : www.hunchaekmart.com
헌책바다 : www.oldbookbada.co.kr
헌책방 : www.hunchak.co.kr
헌책방 오거서 : www.obooks.co.kr
헌책사랑 : www.usedbooklove.com ※統合検索
호산방 : www.hosanbang.net ※高級店
훈민정음 : www.hunmin.co.kr
以下のサイトでは、オンラインでの販売は行っていない。店の運営状況などが分かる程度のものから、販売中古書の目録が見られるものもある。

보수동 책방골목 : www.bosubook.com
아름다운가게 신촌책방 : cafe.naver.com/rootsandshoots
이상한 나라의 헌책방 : www.2sangbook.com
정은서점 : www.jbstore.co.kr
책방진호 : cafe.daum.net/jinho9363
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by ijustat | 2010-03-30 01:15 | Bookshops

『이상한 나라의 헌책방』

윤성근著、이매진、2009。ISBN: 9788993985160

c0019613_21423567.jpg古本喫茶を経営している윤성근氏の古本屋談。著者は、小学生の頃読書の楽しみに目覚めている。大学を卒業したのち、유니텔という会社で高給取りをしていたけれど、ある日、人生に懐疑を抱いて会社をやめてしまう。それから出版社と古本屋で働いたあと、홍은동に、이상한 나라의 헌책방という名の古本喫茶を始めた。本書はそんな話から始まっている。

内容は5部に分かれていて、第1部は「여는 글」、第2部は「자하생활자의 수기」、第3部は「책 읽기, 사람 읽기」、第4部は「닫는 글」、第5部は「이상한 나라의 헌책방 사용 설명서」となっている。

「여는 글」では、幼少時から古本屋を始めるまでの経緯を書いていて、「지화생활자의 수기」では、古本喫茶を経営しながら経験し行動している様々なことを書き記している。それから「책 읽기, 사람 읽기」では、自分の読んだ本の中から24冊を選んで、その本にまつわる話を綴っているけれど、その読み方は、本当に読書を楽しむ人の読み方だ。私はここで著者に好感を持った。「닫는 글」では、「작은 책방이 있어야 할 곳」という少し長めの文章が載っている。これは著者の書店論といった内容だ。書店営業をビジネスと考える人には面白くないかもしれないけれど、文化を支える器としての書店を考える人は、ぜひ読むべきだろう。最後の「이상한 나라의 헌책방 사용 설명서」は、まず店の鳥瞰図を見せてから、その各部分について、細かく説明をしている。自分の店に対する著者の愛情が伝わってくる部分だ。

この本には、本屋の運営に対する著者の独特な考えが所々に出てくる。たとえば、著者は古本屋を始めるとき、自分が読んだ本のうち勧めるに値する本しか売らないと心に決めている。

헌책방을 만들기로 생각한 순간부터 한 가지 다짐한 게 있다. ‘내가 읽은 책 중에서 남들에게 권할 만한 책을 팔자’가 그것이다. … 그래서 이상북에 있는 책들은 다 내가 읽은 책이고, 그 중에서도 사람들에게 권할 만한 것들로 채운 것이다. (42~43쪽)
そのためには、新刊書店では都合が悪いとして、次のように述べている。

책방의 기능은 책을 팔고 돈을 받는 것 이상이 되어야 한다. 많은 사람에게 좋은 책을 권하고 좋은 책들이 더 많은 독자를 손에 들어가도록 도와야 할 책임이 있다. 그런 중요한 기능은, 새 책을 파는 서점이 감당하기가 쉽지 않다. 차라리 중고 책이 좋다. 출판사나 영업자를 만나지 않으니까 좋고, 진짜로 좋은 책을 “진짜로 좋다”고 말할 수 있는 공간이니까 좋다. (47~48쪽)
そうすると、勢い売る本の数は限られてくる。

이상북에는 책이 많지 않다. 전통적인 헌책방에 비하면 서가에 둔 책들이 턱없이 적다. 이유가 있다. 내가 읽은 책 중에 추천할 만한 책들은 구별해서 마련해 두었기 때문이다. (153쪽)
このように、店内に本は多くないけれど、それらの本は粒ぞろいというわけだ。なるほど、そういうことを新刊書店でやるのは難しいだろう。それは、著者が本を売り物として考えているのではなく、読むものとして考えているためだ。そのために、「책방을 하는 사람은 누구보다 책을 많이 읽고 더 깊이 읽어야 한다」(153쪽)と主張している。ここには、読んでこそ本であるという考えが充満している。著者は次のように述べている。

책은 소유하고 자기 책장에 장식용으로 모셔 두는 게 아니라 읽고 느끼고 마음에 담아 둘 때 좋은 책 한 권이 된다. (151쪽)
そのように考えるのは、本は物としての価値ではなく、その内容が生み出す潜在的な価値の大きさを認識しているためだ。それで著者は次のように、本の売買を収益を得ること以上のものとして見ている。

...책은 그것 자체도 굉장한 가치를 만들 수 있는 여지가 있는 물건이다. … 그래서 책은 단순히 돈을 주고 사고파는 것 이상이 되어야 한다고 믿는다. (278쪽)
本と一緒に暮らしている人たちなら、認識していることかもしれない。しかし、このようにその価値を前面に押し出したのが、著者の特異な点だ。

もっとも、そのような経営の仕方では、経済的にも苦しいのではないか。少なくとも、収益はごく僅かしか得られないに違いない。高い理想を抱いて商売を始めた人が、厳しい現実にぶつかって呻吟することは、よくある。ところが著者は、驚いたことに、古本喫茶を始める当初から、収益を念頭においていなかったのである。次のように告白している。

은평구 응암동 골목에 책방을 내면서 솔직히 책 팔아 돈을 많이 벌어야겠다는 생각을 거의 하지 않았다. (276쪽)
それにもかかわらず、経営が赤字にならないようにちゃんと遣り繰りしているところがすごい。

著者は本屋の経営について、「책방은 주인 혼자만 운영하는 게 아니라 책을 좋아하는 사람들이 모여서 함께 가치를 만들어 가는 곳이다」(281쪽)という信念を持っている。その信念を実現している一つの方法として、「순환 독서」という独特な運動をしている。いや、これも経営の一環なのかもしれないけれど、古本を持ってきた人も、店主も、金銭的な利益がゼロであるという点で、経営とは言いがたい。それは、次のような方法で運営されている。

순환 독서는 누구라도 자기 책을 책방에 갖다 놓고 다른 사람에게 팔 수 있도록 한 방법이다. 책을 갖다 놓을 때는 이름과 연락처를 적는 정도로 간단한 동록 절차만 거치면 된다. 그렇게 갖다 놓은 책이 다른 사람에게 팔리면 그 팔린 가격만큼 책 주인에게 마일리지를 준다. 마일리지는 모아 뒀다가 책방에 들러서 다른 책을 구입하는 데 쓸 수 있다. 마일리지를 사용해서 구입한 책을 다시 순환 독서 책으로 내 놓을 수도 있다. (277쪽)
本が売れるときだけ金銭的な収入が入るけれど、収入はそのまま、本を売った人のマイレージになる。そして、そのマイレージで店内にある本を買うことができる。つまり、そのとき本を売った収入だけ損をするわけだ。実際には、マイレージを使用する時点で僅かな利益が発生するはずだけれど、それは微々たるものに違いない。

その他にも、이상한 나라의 헌책방では、청소년 문화제や各種公演や研修など、狭い空間の中で、様々な行事を行っている。そのために、최종규氏は2010年1月13日付の오마이뉴스の記事で「헌책방 갈래에서는 이러한 곳을 ‘책방으로 치지’ 않습니다. ‘대안문화공간’이면서 ‘책을 조금 놓고 있는’ 곳이니, 이른바 ‘헌책까페’라는 이름을 붙일 수는 있습니다. 책방하고 까페는 다릅니다. 오로지 ‘책을 사고팔면서 살아가는 곳’에만 ‘책방’이라는 말을 붙입니다」(http://www.ohmynews.com/NWS_Web/view/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0001300480) と主張しているわけだ。この主張を최종규氏は以前にもしていたらしく、それについて「당연히 그 사람은 우리 가게에 와 본 일이 없다. 그런 사람이 어떻게 이상한 나라의 헌책방은 헌책방이 아니라는 말을 공식적으로 할 수 있는 걸까?」(140쪽)とその態度に疑問を呈しながら、「이상한 나라의 헌책방은 물론 다른 전통적인 헌책방하고는 겉모습이 좀 다르지만 세무서에 헌책방으로 신고를 했고 실제로 중고 책을 사고 파는 일을 하는 곳이다」(同上)と反論している。

もちろん최종규氏の主張は、彼の信念であって、私がそれに従う必要はない。이상한 나라의 헌책방は헌책방だと思う。それは彼によれば「잘못」 ということだけれど、まあ「잘못」でもかまわない。本を売るところを本屋と言ってはならない法はないという「잘못」を私は奉じているのだ。

この本には、目を引く内容もけっこうある。たとえば、執拗に値段交渉をしてくる客のことが書いてある。

우리 가게에 책을 사러 오는 손님 중에서 가장 대하기 까다로운 부류가 책값을 계속 깎아 달라고 하는 사람이다. 물론 헌책방, 중고 서적을 파는 곳이니까 가격 흥정을 해 보려는 건 누구나 갖게 되는 심리가 아닐까. 하지만 무엇이든 적당하면 좋지만 과하면 기분을 상하게 만드는 법이다. (49쪽)
その理由の一つとして、「헌책」という名称に問題があることを、著者は次のように指摘している。

… 헌책이라고 하면 말에서 풍기는 느낌부터 싸구려다. ‘헌책’이라니! 요즘에는 남이 입던 옷을 파는 가게도 생겨났다. 그러면 남이 입던 옷을 부를 때 ‘헌옷’이라고 부를까? 아니다. ‘구제’라는 말, 혹은 ‘빈티지’라는 멋진 단어를 쓴다. 그런데 책은 ‘헌’책이라고 부른다. 나는 헌책이라는 말보다 ‘중고 도서’. 아니 그것도 너무 초라하다. 그냥 똑같이 ‘책’이라고 불렸으면 한다. (51쪽)
これは私も気づいていたことなので、興味深い発言だ。「헌책」という言葉自体を不適切であると韓国人自身が述べているのは、유성근氏のこの本で初めて触れた。「헌책」という言葉は、「헌」という部分が固有語なので今後も愛用され続けるだろうけれど、その「헌」によって、古本のあり方は今後も歪曲され続けるに違いない。

また、インターネットの古本屋についても興味深い事実を述べている。

그런데도 몇몇 헌책방들은 몇 해 전부터 인터넷으로 책을 팔고 있다. 하지만 대형 서점들이 헌책 시장에 뛰어들면서 경쟁력이 떨어졌다. ‘알라딘’에서 시작한 전문 헌책 거래 시스템은 빠른 속도로 다른 서점에 영향을 줬다. 깔끔하고 정확한 시스템은 사람들에게 헌책 거래에 신뢰를 주었고, 아주 빠르게 성장하고 있다. (273쪽)
これと関連しているけれど、2006年4月6日付の「헌책방 순례」で、オンライン専用の古本サイト서울북마트を経営している윤병수氏が、「인터넷 서점이 깎아팔고 거저 배송해주면서 헌책방 타격이 엄청 큽니다」(http://www.hani.co.kr/arti/culture/book/113814.html) と述べている。それから3年後には、大手のオンライン書店が古本の売買に手をつけたために、零細の古本サイトが打撃をこうむっているというのだ。私は今のところ、大手の古本サイトを利用したことがないけれど、すでに교보문고の중고장터で古本の판매자(販売者)に登録している。大手の古本サイトに零細古本サイトが客を奪われる日は、遠くないかもしれない。

それからもう一つ、思い出話として書かれていたところで、私には興味深いくだりがあった。

...우리 세 명은 서점으로 달려가서 수면을 조절하는 방법에 대한 책을 찾았다. 여러 가지 책이 있었지만 책값을 내기로 한 J의 의견을 반영해서 사까이 히로시라는 일본 사람이 쓴 <4시간 수면법>이라는 책을 샀다. (197쪽)
この本はたぶん、酒井洋の『五分間仮眠法―自分を強くする』(KKロングセラーズ、1982)だろう。私も高校2年生のとき、友人の本を借りて読んだ。そこには、睡眠は4時間取れば十分で、それ以上の睡眠は惰眠であると述べている。著者もこの本を高校生のときに読んだけれど、4時間睡眠だなんて、とてもじゃないけれど、できなかった。윤성근氏も、高校生のときにこの本を読んで実行してみたけれど、みごとに失敗し、いまだに後遺症として不眠に悩まされ続けているという。

『이상한 나라의 헌책방』は、副題に「어느 지하생활자의 행복한 책읽기」とあるように、本と一緒に生活する幸福な雰囲気で満ちている。文章もうまい。それに、読書についても、情報を読み取る技術としてでなく、その意味を味わい、思索し、考えを深め、視野を広めていく点に興味を持って書かれているので、読書を生存の道具として書いている本に食傷気味だった私にとっては、一種の口直しとなった。
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by ijustat | 2010-03-28 05:09 | Books

교모문고 중고장터

교보문고が古本屋を始めた。

c0019613_205350.jpg2010年3月26日、金曜日。買う本があったので교보문고のサイトに入ると、上のメニューに「중고장터」という文字が出ている。クリックして入ってみると、중고도서の他に、중고음반と중고DVDも扱っている。値段はまちまちで、定価の2割引から半額以下のものまで多様だ。

その日、買った本を受け取りに교보문고の바로드림コーナーへ行ったとき、「중고장터」っていうのができましたね、と言うと、当惑した顔で、インターネットサイトですか、と聞いた。

下の子が買った本は、바로드림サービス(オンラインで購入して店舗で受け取るサービス)では景品が付かないというので、안내(案内)へ払い戻しに行った。そのとき「중고장터」について聞いてみた。しかし、案内の担当者も중고장터については正式に連絡を受けていないので分からないという。

帰宅後もう一度見てみると、 古本の購入だけでなく、판매자(販売者)になることもできる。どうやら교보문고は古本の仲介者で、販売者から購入者に교보문고を通して古本を売るようになっているらしい。だから、古本を교보문고へ持っていくことはしない。そこがちょっと不便な点だ。在庫が捌けなかったら、ずっと手元に置いておかなければならないから。

とにかく、早速판매자に登録した。これで私もこのサイト内では古本屋になったわけだ。

교보문고 중고장터の住所は、used.kyobobook.co.kr。売り場はなくて、すべてインターネットを通して行われる。
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by ijustat | 2010-03-26 19:38 | Bookshops

달마헌책방

知人の김완일氏が、장승배기にインターネット販売もしている古本屋があると教えてくれたのは、2010年3月6日のこと。そのあと、ずっと気になってはいたけれど、忙しさにかまけて訪問できなかった。

c0019613_16591872.jpgそして、ちょうど2週間後の3月20日土曜日。김완일氏にそこへ案内してくださいと頼み、동부이촌동で待ち合わせしてから、私の車で一緒に行った。

店の名前は달마헌책방。노량진の方から向かって、장승배기の十字路を直進してすぐに左折し、またすぐに右に折れて100メートルほど行くと、左手にある。そのすぐ先に영도시장があるけれど、土曜日の午後だからか、史上最悪の黄砂に見舞われているせいか、荒涼とした雰囲気が漂っている。

달마헌책방は、中央に영도시장への連絡通路がある商業用ビルの右側にあり、本は通路にまで溢れていた。店頭にも本が積んであるようだけれど、黄砂を防ぐためか、緑色のカバーで覆われていて、中身は見えない。

店内に入ると、天井まで本がぎっしり並んでいて、ある通路は本の山で覆われて通れなくなっている。山嵐先生のような主人と、奥さんと思われる女性と2人で本について頻りに話し合っている。

김완일氏が、気に入った本を手に取り、主人にいくらですかと尋ねると、定価の半額だと言った。私は『또 다른 한국어―국제결혼 이주여성의 언어 적응에 관한 인류학적 연구』(왕한석著、교문사、2007)を手に取った。これは新刊書だから70パーセントの価格になるという。定価が15,000원の本で10,000원。차비(足代)を引いて、9,000원だという。김완일氏は、高いと言っていた。でも私は、そんなときには他で手に入りそうもない本を探す。

その他に、『아름다운 우리말 찾아쓰기 사전』(김정섭著、한길사、1998)という本を見つけた。パラパラと捲ってみると、컴퓨터を슬기틀と言い換えるなど、行き過ぎと思われる言い換え例もあるけれど、大体において、分かりやすい言い換え例が提示されている。これも半額だという。定価が35,000원だから、17,500원か。

結局、『또 다른 한국어』の方を買い、9,000원を払った。

そのあと、主人と話をした。2年前に古本屋を始めたのだという。店内には本が溢れているけれど、インターネット販売用にデータを入力した本は、全体の3分の1に過ぎないという。作業量があまりに多いので、大変な重労働だといっていた。私が、大学教授の研究よりも大変ですねというと、これは単純労働ですよと答えた。

なぜ店の名前が달마(達磨)なんですか、と尋ねると、以前から達磨の思想に心を寄せていたからですという。私は達磨というと、禅宗の創始者で、壁に向かって8年間座禅を続けたということしか知らないので、そういうことですかというと、そうではなくて、西と東を結ぶ、重要な働きをしたのだという。自分の無知を恥じた。

私が、自分は日本から来たのだけれど、韓国にいる間に古本屋を巡り歩こうと思い立ったという話をした。そして、初めは신촌界隈にある古本屋を訪問し、それからだんだんと情報を広めていったと説明した。

すると主人は、용산の뿌리서점を知っていますか、という。それで、自分は뿌리서점の近くに住んでいて、多いときは1週間に1度は言っていますというと、会心の笑みのような表情を浮かべた。

主人の話では、뿌리서점は商売がうまいという。용산は近くに부촌(富裕街)があるので、本がたくさん出てくるし、客も多い。そのおかげで、本を安く仕入れ、安く売ることができる。自分の店では、本を苦労して仕入れているので、あんなに安く売ることはできないと言った。

しばらく古本談義に花を咲かせたあと、店を出た。主人は気さくな人で、今度来るときは、車でなく公共交通機関を利用して来たら、一緒にお酒でも飲みましょうという。私はお酒を飲まないけれど、にっこりと微笑んで、そうしましょうと答えた。

달마헌책방の住所は、서울시 동작구 상도2동 176。電話番号は、02-811-1256。ウェブサイトはdharmabooks.co.kr
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by ijustat | 2010-03-21 16:59 | Bookshops

남문서점

2010年2月28日、日曜日。김형석の『망치 들고 철학하는 사람들』という本がほしいと思って探すと、남문서점のサイトにあった。値段はたったの3,000원。

なぜこの本を探す気になったかというと、『고서점의 문화사』(이중연著、혜안、2007)という本で引用されていて、興味を持ったからだ。次のように引用され、脚注にその本の名前が挙がっていた。

강점 말기의 독서기록을 남긴 김형석은 당시 일제의 식민정책이 한국 것을 말살시키고자 한 데 대한 반발로 우리 것, 곧 『단종애사』『마의태자』『원효대사』『금삼의 피』 같은 한글 역사소설을 읽었다고 했다. (95쪽)
김형석は연세대학교の哲学科教授だった人で、随筆家としても名高かった。その文体は繊細・内省的で、読者に親しく微笑みかけてくるような筆致が私も好きだ。その人の書いた読書に関する歴史的証言ということで、興味を持った。

この1冊でやめてもよかったのだけれど、택배비が3,000원かかる。それで、ほしかった本をもう少し探してみると、허웅の『우리말과 글의 내일을 위하여』と『이삭을 줍는 마음으로』が出てきた。そこで、買ったのは次の3冊。

 『우리말과 글의 내일을 위하여』(허웅著、과학사、1974。1976年再版。3,000원)
 『이삭을 줍는 마음으로』(허웅著、샘 문화사、1987。1991年重版。8,000원)
 『망치 들고 철학하는 사람들』(김형석著、범우사、1996初版2刷。3,000원)

以上、택배비を含めて22,000원。

受け取ったのは、3月3日水曜日。本の状態は、どれも良好だった。蔵書印が押してある以外は、書き込みもないし、汚れも付いていない。さすがに『우리말과 글의 내일을 위하여』は紙が劣化しかけてきているけれど、丁寧に扱われていたことが分かる。それは古本屋の手柄というわけではないとは思いつつも、何となく好感を持ってしまう。

ところで、『우리말과 글의 내일을 위하여』も『이삭을 줍는 마음으로』も、韓国の言語政策に関する著者の考えを綴ったものだ。日本人の私には、直接の関係はないとは言うものの、韓国語で話したり書いたりするときには、少なからず気になる部分だ。それに、このような本を捲っていると、意外な事実に驚かされもする。

『우리말과 글의 내일을 위하여』を見ると、次のようなことが書いてある。

사전을 뒤적여 보면 우리말에도 이런 말이 있었던가 하고 탄복할 정도로 우리말의 어휘는 반곤하지 않다. 「엇셈, 붐비다, 배앓이, 눈치레, 눈웃음, 눈비음, 설빔, 사니 (모래가 많은 수렁), 사래 (밭이랑의 길이), 배웅」 등등, 우리들이 그다지 잘 쓰지 않는 말들이 수록되어 있다. (17쪽)
これを読んで驚くのは、허웅先生が70年代初め頃、あまり用いない語として挙げたものの中に、現在はごく普通に用いられているものも含まれていることだ。「붐비다」「눈치레」「눈웃음」「배웅」のような語は、今は普通に使われている。ということは、その後の努力によって多くの固有語が復活しているということだ。

허웅先生は観察力のある学者で、表記に地域差があることに目を留め、「부산에서는 대부분 「냇과, 칫과」로 표기하는데, 서울에서는 「내과, 치과」가 우세하다」(21쪽)と証言している。これらの語の発音は、ソウルもプサンも同じだ。それなのに表記には違いがあったというのは興味深い。観察力というのは、卑近なものにこそ注意深く目を留める態度だ。学問していると自負する人にとって、それはけっこう難しいのだ。

この文章には허웅先生の考えが表れていて、「말은 풍부하면서 동시에 쉬워야 한다」(18쪽)と主張している。私もこの意見に同感なのだけれど、諸手を挙げて同意していいかどうかは、ためらいを感じる。

4年前、한영균先生の研究室にお伺いしたとき、私は日本語の表記が複雑なことをぼやいた。すると先生は大きな声で、「쉬우면 안 돼!」と言われた。国語醇化(말다듬기)運動の先頭に立っているはずの、연세대학교の教授がそういうものだから、心底驚いた。

허웅先生の「쉬워야 한다」と、한영균先生の「쉬우면 안 돼」というのは、どちらもそれぞれの学識から出てきた考えで、そのどちらにも私が反論する資格はない。けれど、薄々感じられることは、私たちの用いる言語は、簡単でなければならないと同時に、簡単すぎてもいけないという、矛盾した側面を持ち合わせているということだ。

남문서점については、한겨레신문の임종업記者が、2006年4月27日付の「헌책방 순례」(http://www.hani.co.kr/arti/SERIES/20/119340.html)で書いている。タイトルに「서울~수원 거리감 인터넷으로 좁히니」とあり、副題に「서울 대구 전라도…방방곡곡이 고객층」あって、2006年の時点ですでに全国に販売網を得ていたことが分かる。

主人の名は윤한수氏といい、남문서점を始める以前から、在庫図書を取り扱う仕事で稼いでいたそうだ。それは、この記事によると次のようであった。

일찍 군대를 갔다 와 청계천 8가에서 재고도서를 취급하는 서울서적총판에서 일을 배웠다. 영등포, 신촌로터리, 광교 등지에서 한두 달 빈 점포를 빌려 ‘특판도서’를 팔아 재미를 봤다. 잘 나갈 때는 하루 한 트럭을 팔아 치웠다.
このようにして利益を得たのち、수원に店を開く。記事は続く。

그러다 집 근처인 수원에 자리잡은 게 15년전인 1991년. 재고도서를 안고 왔으나 5년전쯤 헌책으로 중심을 옮겼다. 재고도서는 구하기 쉽지만 좁은 바닥에서 소화할 수 없다는 판단 때문. 지금은 지하 60평 매장에 발안동에 100평 창고를 갖고 있는데 1년 전만해도 따로 일층 매장이 있었다. 2003년 시작한 인터넷이 자리잡으면서 굳이 지상매장을 유지할 필요가 없다는 판단이었다. 젊은 만큼 시기마다 적절한 판단으로 업태를 바꿔왔다.
このように、남문서점は利益を拡大してきた。

面白いのは、「책의 출처는 70~80%가 서울입니다. 구매자의 50% 이상이 서울 손님이고요」と主人が述べていることで、書店は地方にあるのに、本の出処は大方がソウルで、客も過半数がソウルだというのだ。それについて임종업記者は、「책은 지식 에너지. 에너지가 응축된 서울에서 중간상인을 거쳐 비교적 헐거운 지방으로 흐르는 것은 당연. 반 이상의 책이 다시 서울로 역류하는 것도 불가피한 일」と説明し、知識エネルギーの凝縮したソウルが、それ以外の地域全体よりも凌駕していることを物語っている。

そのように、インターネット書店は売り上げを伸ばしているところが多いようだ。けれども、私には一つの不満がある。それは、店との人間的なかかわりが全くないということだ。

私は古本サイトで本を買うとき、一言メッセージを入れているのだけれど、今までに返事をくれた店はどこにもない。남문서점から来た小包に、白い封筒が入っていた。手紙かと思って開けてみると、A4の紙に印刷された領収書だった。その上に、何かメッセージらしきものが書いてある。何だろうと思って読むと、次の文面だった。

처음으로 주문합니다. 좋은 책을 제공해 주셔서 감사합니다. 앞으로 더 많은 발전이 있기를 빕니다^^
私が書いたメッセージだった。何てこった。メッセージを送り返すなんて。韓国では失礼にならないのか知らん。それはともかく、本の状態が良好なので、気分は悪くない。

남문서점の住所は、www.ibuybook.co.kr。住所は수원시 팔달구 팔달로1가11-9번지。電話は031-258-8425,0607。
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by ijustat | 2010-03-11 15:47 | Bookshops

인천 배다리골목

2010年2月27日、土。新入生歓迎合宿で영종도の西端にある골든 스카이 리조트へ行った。その帰り道、서울へまっすぐ帰らずに、인천대교を渡って인천の배다리골목を探しに行った。そこには古本屋が集まっている。

c0019613_1633975.jpg배다리골목という場所に古本屋が集まっているという話は、今から5年以上も前に、『전작주의자의 꿈』(조희봉著、함께읽는책、2003)という本で読んだことがある。そのときは、著者の조희봉氏が「어차피 무엇 때문이든 조만간 한번은 갔다와야 할 곳이라는 핑계를 대면서 혼자 훌쩍 가방을 둘러메고는 인천 배다리 헌책방가로 향했다」(232쪽)と言っているように、行くのに多少決心の要る、ちょっと遠い町といった印象が強かった。

最近になって최종규氏の文章を読むと、배다리골목が頻りに出てくる。そして、아벨서점の魅力が力説されているので、機会があれば行ってみたいという思いが湧いてきた。そのうえ、『책 홀림 길에서』(최종규著、텍스트、2009。111쪽)には、최종규氏が배달골목に図書館を開いたという内容が書かれている 。

数日前にグーグルで地名から場所を探してみると、경인고속도로終点と월미도を結ぶ通りから、それほど離れていないところにあることが分かった。番地が見つけられなかったので正確な地点までは分からなかったけれど、印を付けた辺りから半径300メートル以内には入るだろう。どうしても分からなければ、人に聞けばいい。そんな風に当たりをつけて行き、その地域を20分ぐらい探し回ったすえ、ついに道の両側に本屋が数軒集まっている場所に出た。

その通りの様子は、조희봉氏が「작은 차도를 사이에 두고 늘어선 헌책방들은 청계천과는 사뭇 다른 느낌을 줬다」(233쪽)と描写しているように、청계천の평화시장とは印象が異なる。2002年6月6日に조희봉氏が訪れたときと、今日(2010年2月27日)私が訪れたときとは、同じではないだろうけれど、狭い車道を挟んで古本屋が佇む小ぢんまりとした風情は、どことなく哀愁を漂わせながらも、ひっそりとして平和だ。

삼성서림と아벨전시관の間に車を止め、まず삼성서림(032-762-1424)に入った。わりと広い店内に、本が床から天井までぎっしりと詰まっている。私が本を眺めていると、主人が出てきて、何か探している本はおありですかという。そこで、いつも探している3冊の目録を見せた。ないという。それで、인천に古本屋が集まっている場所があることを読んで来たのだというと、以前は古本屋も多かったけれど最近は減ってしまい、いま残っている古本屋は5軒、북카페まで入れても7軒にしかならないという。私は古本屋が増えたという話を聞きたいのだけれど、耳に入るのは、たいていはこのように不景気な話ばかりだ。店内の本をぐるりと見回ったあと、삼성서림を出た。

そのあと、隣の建物に入った。入り口に「아벨」という文字が見えた。主人らしき上品な中年の女性に、ここがかの有名な아벨서점ですかと尋ねると、そうですという。彼女は、入ってくる客に、小さな冊子のようなものを手渡し、客たちは階段から2階へあがっている。시낭송회が始まったところだという。오성근という詩人の作品を朗読しているのだそうだ。どうしようかと思ったけれど、ぜひ聞いてみてくださいと勧められたので、私もその小冊子をもらって2階へあがった。

c0019613_16335713.jpgすでに朗読会は始まっていて、司会者が進行し、詩人が出席者と向き合う形で、小さな机を前に座っていた。そして、出席者たちが1編ずつ詩を朗読していた。小冊子に刷られている詩を出席者が自分から前に進み出て読むのは、なかなかいい感じがした。

しかし、何人かが朗読したあとに、詩人の友人だという出席者が前に出て、詩は朗読せず、詩人と自分との交友関係を話し始めたのは、あまり面白くなかった。自分も作家だと言っていたけれど、本当に作家なのか知らん。いつまでも内輪話をやめようとしないので、途中で数人のグループが階段を上ってきたのを機に、席を抜け出して1階に降りた。このとき席を立ったのは、私の他に3人いた。

主人の女性に、探している本の目録を見せた。すると売り場に案内しましょうというので、ついて行った。見ると、「아벨서점」と書いてある。主人は私を案内すると、売り場を通って奥の方へ入っていった。店を守っている女性に、ここも아벨서점なんですか、と聞くと、そのとおりで、詩の朗読会をしていた場所は「아벨 전시관」なのだとそうだ。

c0019613_16344031.jpgこの古本屋には、けっこう重厚感ある古本が多かった。あとで『전작주의자의 꿈』を読んでみたら、조희봉氏も「소문으로만 듣던 아벨서점은 들어서자마자 범상치 않은 기운이 느껴졌다. 규모에서나 책들의 수준에서나 헌책방 중 손에 꼽을 만한 곳이었다」(233쪽)と述べていて、아벨서점の貫禄に驚いている。入り口から正面に見える柱の本棚には、辞書が並んでいる。そこに『띄어쓰기 사전』があるのが目に入った。この辞書は、出版社다락원の編集室に置いてあって、ほとんどいつも、テーブルの上に出しっぱなしになっている。部署に関係なく利用している本のようだ。値段を見ると、本の下に「13.」と書いてある。13,000원だ。定価が25,000원だから、ほぼ半額で売っているわけだ。今まで買わなくてよかった。ここで買った本は、次の通り。

 『띄어쓰기 사전』(이성구著、국어닷컴、1995。2004年3版1刷)

買い物を済ませてから、すぐ帰ろうかとも思ったけれど、「오래된 책집」という看板が目に入った。大きなガラス窓から店の中を見ると、本もあるけれど多くはなく、店の中央は小物で占められている。それでも扉を開けて、ここは本屋じゃないみたいですね、と声をかけてみると、中年の小柄な女性が、本も売ってますよ、と答えた。

その女性の脇に、黒い上着を着た若い女性もいた。そして、최종규氏の話をしていた。シャッターが上がっているので、出て来たようだと言っていた。この界隈で個人図書館をやっているという최종규氏が、実際に近くにいるわけだ。それを聞いて、誰でも行けば최종규氏に会えるんですか、と聞くと、もちろんという。

そのあと、棚に置いてある최종규氏の著書を見ながらしばらく3人で話をした。『모든 책은 헌책이다』は、去年の暮れに興味を持ち始めたときにはすでに手に入りにくくなっていて、알라딘にあるのを見つけてやっと買ったことを話した。それについて主人の女性は、그물코という出版社は一人出版社(일인출판사)で財政的に苦しいため、本を一度出したらなかなか再版できないのだという。

そうか。それは残念なことだ。でも、古本屋の情報もどんどん古くなっているので、当時最新の情報を伝えていたこの本は、たとえ大手出版社だとしても、再版しにくかったに違いない。それで、この店の主人は그물코で出た本は展示するだけで売らないと言っていた。一緒にいた若い女性が、自慢するだけなんですねと言うので、私も、客もそれを見て自分もこの本を持っていると自慢できるように展示してあるんですね、と言った。

c0019613_16351584.jpg오래된 책집の女主人に案内されて、3人で一緒に최종규氏の運営する사진책 도서관 함께살기(032-763-4636)へ行った。店に入ると、최종규氏がいた。私たちの他にも、2人ぐらいだろうか、訪問者がいる。최종규氏は、口数が少なく、低く抑揚のない声で話す人だった。

挨拶をしたあと、ひょいと横を見ると、水色の服を来た1~2歳ぐらいの女の子が、本棚の向こうから出てきて、こちらに向かってにっこりと微笑んでいた。娘さんですかと尋ねると、そうですという。この子はとても面白い子で、私がしゃがんで下の方にある本を眺めていると、横に来て一緒にしゃがみ、こちらを向いて満面の笑みを浮かべる。暖房のない寒々とした図書館の中が、この微笑一つで暖かい花園になる。

興味深い本がたくさんあった。卒業文集のような手書きの本もあった。1960年に出た日韓辞典があった。こんな本もあったのかと驚くばかりだ。表紙の遊びに、뿌리서점で買ったとある。それを見て최종규氏に、自分は뿌리서점の近くに住んでいて、5年前から頻繁に通っているけれど、主人は최종규さんのことを、あの人はいい人だとしきりにほめていたと言うと、何か感慨深げな笑顔を見せた。

帰り際に、写真を1枚もらった。白黒の写真で、余白に手書きで「뿌리서점 81」と書いてあった。本と手しか写っていないけれど、뿌리서점の主人が仕入れた本にボールペンで値段を書き込んでいる瞬間を捉えた写真だ。じっと見ていると、いろいろなことを感じさせる、いい写真だ。

최종규氏の“図書館”を出てから、한미서점へ行ってみた。けれども、店が閉まっているという札がかかっていた。中でソファーに寝そべって本を読んでいる姿が見えたけれど、扉を開くのは控えた。それから、反対側に도서마트という大き目の本屋が見えたけれど、そこへは行かなかった。

배다리골목には、通りを挟んで数件の古本屋が肩を寄せ合っている。私は買い物をしない店で名刺をもらわないので、배다리골목で名刺をもらったのは아벨서점だけだった。

というわけで、아벨서점の連絡先だけ紹介しておこう。인천광역시 동구 금곡동 13-1。電話は 032-766-9523。ちなみに、아벨서점の営業時間は、平日が09:00~20:00、日曜は11:00~19:00、第2, 3木曜日は休み。
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by ijustat | 2010-03-10 09:50 | Bookshops