<   2009年 08月 ( 12 )   > この月の画像一覧

アラビア語講座4

今日はアラビア語講座の4回目の授業だ。

教会へ行く前に、『알기쉬운 아랍어 입문』(김종도 감수, 明志出版社, 2007. ISBN : 8931106335)の1課を読んだ。それまでは、文字を読むときに足枷を付けられたようにもたついて大変だったけれど、今日はわりとすんなりと読めた。その勢いで、2課の本文まで読んだ。すごい! まるで目が開かれたような気分だった。そして教会へ。

バスに乗ったはいいけれど、高架道路の撤去工事がたけなわで、서부이촌동から出る道は大渋滞だった。そのためバスがなかなか進まず、授業には遅刻してしまった。でも、それでもいちばん前の席へ行って座った。

教室に到着したとき、前回の文字の復習をしていた。それからまもなく、最後の4つの文字を習った。nun と ha と waw と ya だ。前回と同じく、文字の説明はなかなか上手だった。

c0019613_1918055.jpg文字を習い終わったあと、また簡単な表現を学習した。学習とはいうけれど、不十分な説明でどんどん新しい文字を提示するので、ほとんど頭に入らない。

いちおう書き取れる部分は書き取るけれど、それがどのような体系でなされるのか予測できないので、不十分な書き写し方だ。

書き写すとき、綴り字、母音記号(または、IPAで書き写した読み方)、意味の3つが必要だけれど、綴り字を書き写しただけで残りは何も書いていない、一種の残骸のようなものがノートにたくさん残った。板書は写真に撮ったものもあるけれど、撮らなかったものもある。撮らなかった中にも板書書き写しの残骸があった。これは母音記号すら付いていないので、読みを特定することも出来ない。

単語の中に、長音の独特な記号が出てきた。ya の下に点々がない形だ。それは未出だったけれど、ちゃんと説明してくれたので、何とか分かった。文字の教育に関しては、骨格が理解できたあとは、それ以外の形はその場その場で説明しても何とかなるんだなあと思った。

来週からは基礎文法に入るとのこと。유인물(プリント)を配るとのことだ。レベルめちゃめちゃの授業でも、プリントが拠り所になれば、まあ何とか授業についていけるだろう。
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by ijustat | 2009-08-30 20:10 | Language Learning

포베이(Pho Bay)

私はフォーを韓国でしか食べたことがないけれど、ここはその中で気に入っている店の一つだ。

c0019613_17584436.jpg初めてフォーを食べたのは、もう10年ぐらい前、포화(Pho Hoa)という대학로(大学路)にある店だった。そのときは、初めての味だったので、こんな味が食べ物といえるのかと驚いた。そのとき一緒に食べた同僚の先生も、何だこりゃと言っていた。

ところが、そのあと1ヶ月ほど経ったころの夕方、私は体がとても疲れていた。そして、한강の河川敷を車で走っていたとき、ふとフォーのスープの味を思い出し、突然無性に食べたくなった。それから私はフォーのファンになった。

c0019613_1837157.jpgフォーの店は、あちこちに出来ては消えている。たしか去年まで、동부이촌동の通りに、Stick(스틱)という、フォーのとても美味しい店があったけれど、その店は今はなく、その建物には農協が入っている。

포베이は、동부이촌동の신용산초등학교と파리바게트の間にある裏通りを入っていくと、左側にある。チェーン店の1つで、小さな店だけれど、스틱が出来る前からやっていて、스틱が潰れたあとも、こうやってちゃんとやっている。

c0019613_1853880.jpg味は、牛肉から出たスープの味が、さっぱりしていて美味しい。値段は7,000원。フォーは中に入れる肉の種類などを細かく選ぶことが出来るけれど、私も妻も、この店では決まってN11を食べる。고수(コリアンダー)は、頼まないと出さないので、毎回頼む。写真のように、妻は숙주나물(もやし)をてんこ盛りで頼み、食べている途中でスライスした양파(たまねぎ)のお代わりを頼む。出されるお茶はジャスミン茶。ちょっと薄いのが残念だ。

フォーを韓国語では베트남 국수とか쌀국수とか呼んでいる。베트남の代わりに월남ということも多い。Googleの検索結果を頻度順に並べると、쌀국수(約 5,040,000 件)、베트남 쌀국수(約 101,000 件)、베트남 국수(約 25,700 件)、월남 쌀국수(約 10,400 件)、월남 국수(約 10,400 件)となる。

포베이の住所は、서울 용산구 이촌동 301-7번지 1층、電話番号は02-795-5098。その他のタイムリーな情報は、こちら
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by ijustat | 2009-08-28 18:13 | Restaurants

초유향(楚遊香)

韓国にも中華料理屋がたくさんある。ここ초유향はその一つ。今年の初めごろ知って、それから何度か家族または知り合いと一緒に来ている。今回は、大学院で専攻を同じくした人たちと一緒に来た。

c0019613_17293036.jpg今日私が食べたのは、잡채밥。この写真の料理だ。この店で食べたものの中でいちばん美味しかったのは、굴짬뽕(牡蠣のチャンポン)だけれど、今の時期は牡蠣を食べられない。それに、少し暑かったので、麺よりご飯が食べたいと思い、잡채밥を頼んだ。

초유향の特徴は、丁寧に味を作っている点にある。だから、どの料理をとっても美味しい。このような店は、韓国の中華料理屋でも珍しい。私は中国に行ったことがないので分からないけれど、たぶん韓国人好みの味を追求しているのだろう。

ただし、店は決して親切ではない。もちろん、特に不親切というわけでもないけれど、お客さんに媚びることはしない。でも、サービスがいい店と美味しい店のどちらを選ぶかといわれたら、美味しい店を選ぶに決まっている。

초유향を漢字でどう書くのか今まで知らなかったけれど、レジで従業員用の注文表を見たとき、そこに「楚遊香」と書いてあった。それまでは、초は初か超か椒か炒か抄か酢か、유は有か由か柚か油か悠か萸か、향は香か郷か饗か、なんて想像していた。炒油香なんて、美味しそうではないか。椒柚香もいい。もしかしたら、初有香かな……。でも、正しくは、楚遊香だった。

c0019613_19395297.jpg住所は은평구 녹번동 162-42。ただし、9月15~25日に近所の녹번동 156-46 に引っ越すとのことだ。何ヶ月か前に来たときは、7月中旬に引っ越すと出ていたけれど、延びたらしい。電話番号は、02-383-5724、携帯は017-362-6123。

レジの机にあった移転図を写真に撮ったら、主人らしいおやじさんが迷惑そうな顔をして、네이버で초유향と打ったらたくさん情報が出ますよと言いながら、店の名刺をくれた。名刺には、「초유향 찾아오기」と題して「포탈사이트 [ 네이버다음 ] 에서 녹번동 초유향 을 치시면 많은 정보가 있습니다.」と書いてある(色は名刺に印刷されている通り)。

なるほど。この店に関する情報などは、“네이버”で検索すると、本当にたくさん出てくる。
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by ijustat | 2009-08-28 17:47 | Restaurants

アラビア語講座3

今日は、教会で行われているアラビア語講習会の第3週目だった。

c0019613_203432.jpgだんだんと授業のやり方に慣れてきた私は、挨拶言葉の説明と練習についていくのはあきらめた。ただ、一緒に真似して言うだけだ。意味も、一緒に言ったあとで説明するから、何のことか分からずに、奇妙な音を発しているに過ぎない。理解を伴わないのだから、ちゃんと記憶に残るわけがない。効率はひどく悪い。

今日なんか、書き写すことすらできなかった。一部だけ、ローマ字で、Min aina anta? Whrere are you from? Ana min Kuuriiya. I'm from Korea. Nachnu min Kuuriiya. We are from korea. とだけメモしてある。文字を書き写せなかったのだ。ローマ字でメモできたのは、anta はヘブライ語の ata に似ていて、ana は ani、nachnu は anachnu に似ているからだ。忘れていたはずのヘブライ語の知識が、頭をもたげてきたのは不思議なことだ。(min はヘブライ語の me に似ていると思ったけれど、あとで辞書を引いてみたら、ヘブライ語でも原型は min ということだった。)

それでも先生は、「지난 주에 했죠?(先週やりましたね?)」と受講生たちに確認を取る。それは覚えていない。なにせ、文字だってまだ不完全なのだから。先生の質問に、先週確かに学んだと答える受講生は、すでにアラビア語を知っている人たちだ。

ただし、韓国人の先生の文字の説明は、なかなか分かりやすい。そもそもアラビア語の字母が、体系的に配列されていることが、説明を論理的にしているのだと思うけれど、その先生の師となった人の説明が、きっと優れているのだろう。よい教え方は、教授法の思潮が嵐のように変遷する中でも揺らぐことなく、そのまま師から弟子へと伝わっていくものらしい。なぜそう思うか。その他の知識の提示方法はハチャメチャなのに、文字の説明だけは際立って優れているからだ。輝いているとさえ言える。

一方、発音の説明は、私には難解だ。おそらくその発音を身に付けている人が聞くと、まさにその説明どおりなのだろうけれど、発音の要領が分からない人間にとって見れば、説明をどのように発音方法に結びつけたらいいか、途方にくれてしまう。たとえば、Sin と言う文字は「얇게(薄く)」発音するという。音声学にはそのような説明のしかたがないので、それをどのように、音声学的な記述に翻訳したらいいのか、考え込んでしまう。まるで、濁音を教えるときに、「重く濁った感じで発音します」と説明するようなものだ。そういう説明でちゃんと発音できるようになる学生は、説明なんかしなくても、模範発音を聞かせるだけで、正しく発音できるようになる。

たぶん、韓国人の先生は、かなり発音はいいはずだ。けれども、韓国語の特徴が混在している感じがした。そのためかどうかは分からないけれど、紛らわしい音の区別があまり明瞭に聞こえない。そこから私が学んだら、本当の発音からさらに遠ざかること請け合いだ。

そこで、授業のあと「질문 있으신 분(質問のある方)」というので、紛らわしい音を対照して聞かせてほしいと頼んだ。一つは、sin と sad、もう一つは alif と ayn だ。このブログのローマ字では同じ発音みたいになってしまうけれど、それぞれの音は、意味の違いを発生させるため、しっかり区別しなければならない。「원어민 발음(ネイティブの発音)」を聞きたいと言ったら、韓国人の先生は決まり悪そうに苦笑いをした。いや、申し訳ない。

しかし、やはりネイティブの発音は、確かに音色の違いをはっきりと見せていた。sin と sad は、舌の立て方も若干違うようだったし、それに後続する母音の音色にも違いがあった。alif と ayn は、もっとはっきりした音色の違いを見せた。alif は声門をパッと開くときの、アッという音が聞こえる。それに対し、ayn は、咽頭を締め付けてポンと開くような、重く深い音が聞こえる。

相変わらず、授業中には、ああやってくれ、こうやってくれという要望が出てくるけれど、毎回要求をする年配の姉妹、つまり、おばさんは、職業が教師だということが分かった。あと一人、授業の仕方に対して要求した人がいたけれど、その人の職業は分からない。だけど、少なくとも私も含めて授業中に教師に教え方を要求するのは、教師が多いことが確認された。教師は教師に対して謙虚ではない。でも、それらの要求を先生が呑んでくれたときには、確かに授業は格段とよくなる。なにせ、私にしろ、その人にしろ、教え方の要求を出すとき、若い2人の先生は滅茶苦茶なことをやっているからだ。

今日は、mim まで習った。あと4つの文字が残っている。それは、来週のお楽しみ。

この講座に、私の知っている姉妹が出ている。そして、来月あたりからアラビア語の聖書を読む講座を始める予定だけれど、あなたも出るかと言った。それは無理というものだ。文字は一応読めるヘブライ語だって、その複雑な形態変化ゆえに、まともに辞書すら引けないのだ。同系のアラビア語は、文字すら心もとないうえに、どんな変化形が待ち構えているかも知らない。いまアラビア語訳の聖書に首を突っ込んだら、100円得るために1000円注ぎ込むようなことになる。

私はこの講座で、まず何よりも、文字を身に付けることを第一としている。そして、その次の段階は、本当にその次の段階で、文字を身につける段階で提示された表現に関しては、あきらめた。
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by ijustat | 2009-08-23 23:30 | Language Learning

온누리 장작구이

知り合いの紹介で、온누리 장작구이 팔당본점に行って来た。この店は、남양주市の한강(ハン川)沿いにあり、강변북로(江辺北路)からまっすぐ行くことができる。

c0019613_2334622.jpg今日は、昼過ぎまで雨が降っていた。知り合いの話によると、この店は景色がよいのだが、雨の日はその趣きも半減してしまうとのことだった。しかし、来週から2学期が始まるので、ぜひ今日行きたいということになった。さいわい、午後にはすっかり晴れて、秋空のような空模様になった。

午後6時ごろ家を出た。本当は、この時間に家を出るのは2つの理由から避けたかった。一つは、ちょうど食事時に当たると、店はとても混雑し、長い時間待たなければならないと言われていたからだ。もう一つは、その時間は、강변북로が帰宅する車で混雑するからだ。강변북로でのろのろ走った上に、店で長時間待つのは苦痛だ。けれども諸般の事情から、この時間に出発することになった。

しかし、幸いにも道はあまり混まず、出発して1時間ほどで到着した。店は、混んでいることは混んでいたけれど、番号札を抜き取ってから、ものの5分ほど待つと、順番が呼ばれた。私たちの順番は、91番だった。

c0019613_2227155.jpgこの店は、오리고기(鴨肉)が美味しいということなので、오리장작구이(鴨の燻製;38,000원)を取った。家族4人だったらどのくらい取ればいいかと店員に聞くと、한 마리(1羽分)で大体十分だとのことだったので、1羽分だけ頼んだ。

상추(萵苣)や김치(キムチ)などはセルフだということで、次男が取ってきた。見ると、葉っぱの上で何かが眠そうに伸びをしている。尺取虫だった。誰も気づいていなかったので、そっと상추を盛った笊を取り、尺取虫を摘んで下に放った。

次男は大の虫嫌いだけれど、何も知らずにモリモリと상추を食べていた。2枚いっぺんに取って鴨肉を包むので、「1枚ずつ取った方がいいよ」と注意したけれど、それが何を意味しているのか理解できない彼は、私の忠告を無視して、その後も상추をガバガバ取って食べていた。大人の忠告は聞くものだ。

c0019613_22463058.jpg食事が終わってから、店の庭に出た。庭では、セルフサービスでお茶やコーヒーなどが飲めるようになっていて、たくさんの家族連れが夕涼みを楽しんでいた。

庭のいちばん奥は、한강の河川敷に面していた。そこから夕暮れの한강が見えた。柵際にテーブルがあったので、そこに座って眺めていると、目の前を人が歩いて通り過ぎた。庭の柵は散歩道に面しているらしい。河川敷には、自転車が通り過ぎる姿も見られた。

c0019613_22382458.jpg私はジーパンを穿いていて気づかなかったけれど、妻は蚊がいると言って、焚き火のある方へ行った。そしてそこで、長男と何やら難しい話をしていた。

庭には、木で作ったテーブルや、丸太の椅子、東屋、池などがあり、建物に近い場所には、バーベキューを焼いている小屋があって、その上の高く突き出た煙突のからは、「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋の煙突のように、煙が風に靡きながら、絶え間なく吹き出していた。

ところで、この店には“온누리”という名前が付いているけれど、うちの教会に所縁のある人がやっているわけではないらしい。それはともかく、なぜ鴨や肉の燻製を出す店の名前が、온누리(全世界)なのだろう。

온누리 장작구이 팔당본점の住所は、경기도 남양주시 와부읍 팔당리 767, 768、電話番号は、031-576-9293。なお、この店は分店が多く、ホームページ(www.onnurifs.com)もある。
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by ijustat | 2009-08-20 22:42 | Restaurants

アラビア語講座2

今日は、アラビア語講座の第2週目だった。

先週は、初めてなのにアラビア文字が乱舞して、私はてんてこ舞いだった。今日もきっとそうなるだろうという恐れから、午前中から文字の突貫工事を始めた。アラビア文字は、ハングルのように単純でないので、すぐには身に付かないし、形が似ているくせに発音は無関係という文字が多いので、印象が薄くて覚えにくい。

それでも何とか頭に叩き込み、いくつかの単語を読んでみた。もう忘れ始めた文字がある。

午後4時半から授業なので、4時に家を出た。通りに出ると、道は渋滞していて、私が乗ろうとしていたバスも、進まずにいた。ラッキーだ。バスに乗って、もう少し文字の確認をした。それにしても道が進まない。どうしたのかと思ったら、なんと、高架道路の取り壊し工事をしているらしかった。

それでも、教会には授業が始まる5分前に何とか到着できた。

c0019613_23195573.jpg今日も最前列に陣取った。何とか付いて行こうという魂胆だ。しかし、その魂胆は、授業が始まるや否や、崩れ去った。最初に母語話者の先生が、簡単な表現の紹介を、板書をしながら始めたのだ。最初は覚えたてのアラビア文字を、ヒイヒイ言いながら書き写して行ったけれど、文字を書き写すのが精一杯で、そのうち、意味をメモし落としたり、板書についていけない例文も出てきた。

しかし、後ろの方の受講生たちは、先生の授業に付いていっているらしかった。単語もいくつか知っているようだ。ということは、初めて習う人たちではないのだ。私だけが初心者か。ともかく、初心者の私には、苦行のような時間だった。アラビア文字を書き写すというよりは、絵を見ながら真似て書いているといった方がいいかもしれない。

だんだん絶望的な気分になってきたところで、表現の紹介は終わり、韓国人の先生が、文字の講義を始めた。先週の復習から始まったので、やっと生きた心地がした。文字の講義は、そんなに大変ではなかった。さすがは過去にアラビア語の学習で苦労しただけあって、説明は分かりやすい。

形が似ている文字をまとめて説明するという方法は、いいやり方だ。これなら混乱を最小限に止めることができる。そういえば、その説明する順序が、字母の順序なのだ。アラビア語の字母は、形の似たもの同士でまとめて順番に並べられている。これはギリシア文字やラテン文字の配列よりも、ずっと合理的だ。

授業が終わったあと、先生たちと少し話をした。この講座はすでに何期めかで、毎回出ている受講生もいるのだそうだ。どうりで受講生たちはアラビア語をよく知っていると思った。私は初めてだけれど、何期も出席している人には、文字だけというのは酷だろう。まあ、表現の理解に関しては、今のところ私には要求されていないということで、納得した。

母語話者の先生が、私の書き写したアラビア文字を見て、“Good!”とほめてくれた。本当は書いたのではなく、なぞったのだけれど。アラビア語で good を何と言うんですかと聞くと、“ジャイイード(jayiid)”と言うのだと教えてくれた。アクセントの位置は、“イー”にある。アラビア文字で書き取ってみたけれど、最後の“d”の形を思い出せないでいたら、韓国人の先生が、そばから教えてくれた。“シュクラーン(shuqraan:ありがとう)”とお礼を言った。

帰りのバスの中で、デジカメに撮った板書を見直した。すでにちんぷんかんぷんになりかけていた。家に帰ってから、意味を書き落とした言葉を『アラビア語―日本語辞典』で引いてみた。でも、探し方が悪いのか、見つからなかった。この授業は、意味をメモできなかったら、もうアウチだ。
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by ijustat | 2009-08-16 23:21 | Language Learning

새뜰 국수생각

知人に案内されて、「새뜰 국수생각」という국수집(素麺屋)へ行った。
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새뜰 국수생각は、종로の通り沿いにある。교보문고から歩いて5分ぐらいのところだ。マクドナルドの並びにあるビルの2階と言ったら、分かるだろうか。店の中の雰囲気は、とても국수집(素麺屋)とは思えない、スパゲッティ屋か西洋レストランのような作りで、従業員の服装も、まるでホテルのレストランのようだ。

この日はとても暑かったので、冷たい麺を食べることにした。私が食べたのは、열무국수(4,000원)。「열무」というのは、まだ根の十分に育っていない大根のことで、主に葉の部分を食べる。しゃきっとした歯ごたえと、さっぱりした味わいが特徴で、夏に、よくキムチにして食べる。そのキムチを열무김치というけれど、それが入った국수(素麺)だ。

スープの味は、열무김치の酸味が利いていて、肉で出したスープのうまみと調和している。麺を食べ終わってスープを飲んでいるとき、従業員が来て「치워 드릴까요?(お下げしましょうか)」と言った。普通はスープまで飲む客は少ないのかもしれない。けれども、今日みたいに暑い日は、酸味の利いた冷たいスープの味は、格別だ。それで、「아뇨.(いいえ)」と答え、心行くまでスープを飲んだ。

c0019613_0484531.jpgこの店は、ビルの2階にあるけれど、客の入りはいいようだ。もしかしたら評判の店なのかもしれない。この味で値段が安いのも、魅力になっているのだろう。

ちなみに、他のメニューをぜんぶ紹介すると、잔치국수(3,500원)、비빔국수(4,000원)、물만두(4,000원)、콩국수(5,500원)、들깨국수(5,000원)、초계탕국수(7,000원)、보쌈정식(7,000원)、고등어정식(7,000원)、한방보쌈(12,000원)。全体的に安めだ。

壁に小さく貼ってある店のアピールを見ると、店主は연세대 어학당で外国人学生に韓国料理の授業をする料理専門家であると書いてあった。この味なら、韓国料理を外国人に教えても、決して恥ずかしくないだろう。

새뜰 국수생각の住所は、서울시 종로구 종로1가 33-1번지 2층。電話番号は、02-723-0217。
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by ijustat | 2009-08-16 00:31 | Restaurants

정선참숯골

정선참숯골は、近所にある店で、できたのはたしか去年だったと思う。しかし、高いと聞いていたので、ずっと敬遠していた。
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先ほど長男が속초の旅行から帰ってきたので、갈비탕(カルビタン)でも食べに行こうと誘って家を出た。けれど、エレベーターを降りながら、悩んでしまった。よく行く店は、多分オーストラリア産の牛肉を使っているだろう。オーストラリア産の牛肉は、安全ではあるらしいけれど、あまり美味しくない。

c0019613_2225546.jpgもしかしたら、その隣の店は、高いという評判だから、肉も美味しいかもしれない。갈비탕だったら、いくら値が張るとは言っても、たかが知れている。だったら、高い方へ行ってみよう。たとえ不味かったとしても、話のネタにはなる。そういうわけで、정선참숯골に初めて足を踏み入れた。

店の中は、ずいぶん綺麗だった。三方にガラス窓を張りめぐらせているので、広々とした雰囲気がある。そして、白熱灯の黄色く輝く照明が、店内を華やかに照らしている。(写真の、店の外を照らす電灯は、ナトリウム灯。)

メニューの갈비탕を見ると、うっ! 1万ウォンだ。ちょっと高い。でも、まあ1万ウォンというのは法外な値段ではない。それで、2人分注文した。

c0019613_1515865.jpg10分ぐらい待って出てきた갈비탕は、肉が多かった。骨付きのカルビの塊が3つ入っている。それに、肉の質も、わりといい。한우(韓国牛)を使っているのかもしれない。まさか、アメリカ産だったりして。

最近はオーストラリア産の牛肉ばかり食べていて、先月久々にアメリカ産の牛肉を食べたとき、まるで和牛を食べたような美味しさを感じたものだ。

何処産の肉かはともかく、久々に美味しいカルビ肉だ。

c0019613_22115056.jpg肉をつけるタレには、唐辛子の輪切りが入っていた。料理が来る前に少しなめてみたら、けっこう唐辛子の味がピリッと効いている。しかし、唐辛子自体はそれほど辛くなく、脂っこい肉によく合っていた。

この店は、肉の味が売り物のようだ。だけど、店員の雰囲気は何となくホステスっぽく、焼肉屋にはそぐわない。それに、店の主人も、おかみさんというより、博士課程に通う大学院生の主婦といった感じで、実にそっけない。今までの経験からいって、妻はこういう感じの店をとても嫌がる。

しかし、갈비탕は美味しかった。量だって満点だ。秋になって風がだんだん寒くなってきたら、あの味を思い出すかもしれない。そのときは、勇気を出して、妻を誘ってみようか。

ちなみに、この店は갈비탕専門店ではない。焼肉屋だ。ただ、焼肉はとても高いので、金銭的負担の少ない갈비탕を食べたのである。日本からわざわざ旅行に来て갈비탕というのはないだろう。でも、私はこれだけで満腹だ。

정선참숯골の住所は、서울시 용산구 한강로 3가 40-880。通りの反対側は、서부이촌동(=이촌2동)だ。電話番号は、02-797-5592~3。番号の“ニョロリ”は、“5592”と“5593”の両方の番号があるということ。
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by ijustat | 2009-08-12 22:27 | Restaurants

연희동손칼국수

ソウル市中心部から西へ5キロほどの所にある연희동には、美味しい料理屋がたくさん並んでいる。연희동손칼국수もその一つだ。
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昨日は、職場の同僚と一緒にこの店に来た。いつも食べるのは、写真の칼국수。これは보통(並)で、6,500ウォンだ。

칼국수(カルグクス)というのは、直訳すれば“刀麺”。うどんの一種で、たいてい手打ちか機械で打った生麺を、肉とか貝とかのスープで煮たものだ。

私が칼국수をうどんの一種と言ったら認めない韓国の人たちも、多いかもしれない。韓国には他に、우동(ウドン)という麺料理があるからだ。우동というのは、日本のうどんから来たもので、太く柔らかい麺に、醤油や鰹節の出しで作った日本風の汁をかけたものだ。それと칼국수とは違うというわけだ。

でも、それは名前につられてそう思うだけで、どちらもうどんの一種だ。実際に、日本人の韓国駐在員の奥さんたちは、家でうどんを作ろうと思うとき、우동の麺でなく、칼국수の麺を買うそうだ。칼국수の麺は生めんで売っているからで、その方が、美味しいうどんが食べられるのだ。そのように、칼국수はうどんの一種だ。

연희동손칼국수へ初めて行ったのは、もうかれこれ7~8年前のことだ。私が이화여자대학교の언어교육원にいたとき、同僚の中国語科の先生に案内された。そのとき、この店の칼국수に魅せられ、以後時々食べに行くようになった。

この店の칼국수は、麺もスープも独特だ。

写真を見れば分かるように、麺は細めで丸みを帯び、長さも太さも一定に整っている。店の名前に“손칼국수(手作りカルグクス)”とあるけれど、とても手打ちであんな綺麗に麺が切れるわけがない。生麺なので、歯ごたえがよく、丸い麺なので、喉越しも滑らかだ。

一方、スープは、牛の骨をじっくり煮出して作っている。こってりとして、こくのある味だ。この麺とスープとによって、他の店では食べられない味になっている。

一般に、칼국수は、薄く伸した生地を細く切った四角い麺で、丸みのある麺ということはない。スープも、アサリか肉の出し汁が一般で、骨を煮出して作ることは稀だ。だから、칼국수を私が日本語で「うどん」と説明することに反対する人は、この店の칼국수も칼국수ではないと言うかもしれない。そのぐらい、この店の칼국수の味は、独特だ。

この店を知って間もないころのことだけれど、妻と一緒に行ったことがある。そのときはまだ칼국수の보통が5,000ウォンだったけれど、妻はこの味でこの値段は高いと主張し、私と喧嘩になった。私はたいてい妻が店を批判するとすぐに折れるのだけれど、この店に関しては、決して折れなかった。妻が批判した店には普通は二度と行かない私が、その後何度も妻と一緒にこの店へ行っている。

味がいいだけでなく、商売もうまくいっているらしい。初めて行った時は、駐車場が店の前にほんの猫の額ほどだったのが、数年後には左隣にあった店が消え、연희동칼국수の駐車場になっていた。연희동は地価が高いだろうに、まるで駐車場の真ん中に店があるような印象を与えている。

연희동손칼국수の住所は、서울시 서대문구 연희1동 132-29。電話番号は、02-333-3955。
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by ijustat | 2009-08-11 01:55 | Restaurants

アラビア語講座

うちの教会でアラビア語講座があることを、2週間前に妻が教えてくれ、受講料までくれた。今日はいよいよその講座の初日である。

c0019613_21424920.jpg講座は週1回で全8週。受講料は2万ウォン。1回の受講料がたった2,500ウォンの計算だ。そういう講座に、なんと先生が2人も付く。1人は韓国人のアラビア語通訳者で、もう一人はアラビア語圏から来た母語話者の先生。教えるアラビア語は、いわゆる標準アラビア語。

まさか8週間で基礎力が身に付くとは思われないので、文字が読み書きできることを目標にして受講した。文字さえ読み書きできれば、あとは一人で勉強することができるからだ。韓国語もそうだったから、アラビア語もきっとそうだと思う。
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もっとも、先生は二人とも教えるプロではないので、勉強する方としてはちょっと大変だ。文字の形を認識し、音声を認識して、その両者を頭の中で一致させなければならないのだけれど、文字の説明と発音の説明が錯綜として、聞いているうちに混乱してきた。文字ばかりでなく、発音もさっぱり分からない。アラビア語には各種の喉音があるけれど、実際に聞いてみると、どれも同じように聞こえてしまう。アッリフとアインの聞き分けなんて、絶望的だ。

実は、私は語学教師として、うまく行かない授業を受けると学習者はどんな状態に陥るのかを、実地で経験するいい機会になった。たとえば、文字の説明で、習っていない文字まで入れて、このように使われると紹介されても、あまり役に立たないことが分かった。前後の文字が分からないので、せっかく今習っている文字も、よく分からないのだ。私は自分のサイトに、ア段から順に提示した文字だけが入った語句を掲げている「ひらがな用例集」を作り、教材を作る人の用を足すようにしているけれど、こういう努力の重要性をひしひしと感じた。

それから、アラビア語は一つの文字に、独立形・語頭形・語中形・語末形と、4つの形がある。これは記憶に急激な負担をかけるので、学習者はパニックに近い状態に陥りやすい。教えるときは、なるべくゆっくりと体系的に、練習させながら教えてほしかった。あまりにもすばやく通り過ぎたので、ろくに書き写すこともできず、ただただ当惑するばかりだった。

書き方に関しても、母語話者の先生は一貫として板書するとき文字の前に立ちはだかってしまい、書いているところが見えなかった。「書いているところが見えるように書いてください」と要求したけれど、最初は形だけ見ればいいと言われてしまった。だけど、授業中板書されたなら書き取らなければ。単語を書き取るのは絶望的だったので、せめてもと、文字だけでも書き写した。書き方はあとで教えられた。でも、そうやると、最初に文字を全部板書して見せてくれたのはあまり意味がなかったことになる。他の受講生の中にも、教え方に注文をつけた人がいた。その人も職業は教師にちがいない。

発音に関しても、音声学的な説明とは異なる方法で説明するので、一部はその音の特徴が理解できなかった。私は音声学的な説明をしてくれないと、どうその音を把握したらいいのか、どう発音したらいいのかが、分からないのだ。それから、2~3回その音を聞いたくらいでは、特徴をつかむことすらできないことがわかった。音の理解は、いやになるほど反復してやっと、少しだけ分かってくる。

それから、挨拶言葉をいくつか教わったけれど、発音は各自ハングルで書き取るようにと言われた。でも、ハングルであれローマ字であれ、かまわないから、できれば板書してほしかった。私は音がきちんと判別できなくて、いくつかの挨拶は書き取れなかった。たとえハングルがアラビア語の音とかけ離れているといっても、何かが書いてあれば、それを足場にして理解することはできる。

あとになって、そんなことを考えたけれど、それでも今日先生がおそらく目標にしていたところは身に付いたようだ。今日は、最初のいくつかの字母と、それから母音記号を覚えた。帰りのバスの中では、デジカメで撮った板書を見ながら復習し、帰宅後は、今日配られたプリントを見ながら文字を判別する練習をしてみた。

まあ、先生の教え方を云々するのは、立派な学習者ではない。勉強は本来自分でするものだ。先生は何らかの面においてその助けになればいい。運良く、上手に導いてもらえればなおいいけれど、そうでなくても自分で身に着けられるようにならなければ、いくら先生がよくても、身に付くものも身に付かないだろう。私は、自分の前に立っている2人の先生が自分だったらという仮定で考えた。私だって、大なり小なり、似たような失敗をしているかもしれない。

日本語教師は、こういう授業をしばしば受けてみるべきだと思う。できれば、教え方のあまりうまくない先生から習った方がいい。上手な先生から習うと、自分に理解する才能があると勘違いしてしまいやすいから。知識は十分にあるけれど、教え方は素人の先生から習うと、本来の自分の学習能力が如実に現れてくる。今回私が受けた授業は、そういう先生(たち)によるものだった。なるほど学生たちはこうやって苦労するのか。

c0019613_23281030.jpg板書を見れば分かるとおり、手で書かれたアラビア文字は、まるで速記文字のようだ。もしかしたら、速記文字の考案者は、アラビア文字からヒントを得たのかもしれない。文字の一部でも判別できるようになると、気分がいいものだ。

アラビア文字の世界が、少しだけ開けてきた。
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by ijustat | 2009-08-09 22:05 | Language Learning